名画を読み、花で表現する。
― 構図を読み解き、色彩を組み立てる、コルロールのアートレッスン ―
なぜ、名画の構図からつくるのか
第4・5回の題材|尾形光琳「燕子花図屏風」の構図から制作した連作
MUSE Design Awards 2026 Silver 受賞作
※レッスンでは、同じ構図の考え方をもとに、花材を変えた作品を制作します。
絵画の前で、思わず足を止めてしまう。
しばらく見ているうちに、自然とある場所へ目が向かったり、
画面の中を視線が動いていったりする。
名画の構図には、見る人に作品の前で足を止めてもらい、
どこへ視線を導き、どこで留めるのか。
画家たちが試行錯誤を重ねて、たどり着いた答えがあります。
私は長く作品を制作する中で、
名画の構図を読み取り、プリザーブドフラワーという
まったく異なる素材へ置き換えることを続けてきました。
このレッスンでは、その作品が生まれるまでに
私が何を見て、どう考え、どう花へ置き換えているのかをお伝えします。
第2回制作作品|クリムト「ダナエ」の構図から制作
私が制作するときに大切にしているのは、
原画をそのまま花で再現することではありません。
原画の何を残すのか。
何を省略するのか。
どこをデフォルメするのか。
その作品らしさを支えているものを見極めながら、
花という別の素材で表現していきます。
色彩についても、必ずしも原画と同じ色を使うわけではありません。
原画の明るい部分と暗い部分、色同士の関係を見ながら、
別の絵画から取り入れた色彩や、
作品に合わせて選んだ色を組み立てていきます。
完成した作品だけを見ても分かりにくい、
「なぜ、この作品になったのか」という制作の考え方もお伝えします。
- レッスンの流れ -
�� 名画の構図を見る
題材となる名画を見ながら、どこに視線が集まり、
どのように画面の中を動いていくのかを見ていきます。
主役と脇役、明暗、余白、反復、リズムなど、
その作品を支えている構図を読み解きます。
�� コルロールが、どう花で表現したのかを知る
なぜこの花材を使ったのか。
なぜこの位置に、この大きさの花があるのか。
なぜこの色を強くし、こちらの色を抑えたのか。
実際のサンプル作品を見ながら、
絵画から花の作品になるまでの考え方をお伝えします。
�� 自分の手で制作する
サンプルと同じ構図・花材を使って、アートフレームを制作します。
花の位置や向き、密度、余白が少し変わるだけでも、
作品の印象は変わります。
実際に手を動かしながら、構図の働きを体験していきます。
第3回制作予定|ピカソ「草上の昼食」の構図から制作
- 全6回のカリキュラム -
第1回 クリムト「ダナエ」|視線を集める
周囲の形が中心を包み込む構図を見ながら、
自然と主役へ視線が集まる仕組みを見ていきます。
第2回 クリムト「ダナエ」|光と影で主役を際立たせる
同じ構図を異なる花材と色彩で制作し、
明暗や色の関係によって主役の見え方がどう変わるのかを見ていきます。
第3回 ピカソ「草上の昼食」|対比によって画面をつくる
周囲が内側を囲む構造と、異なる色や形のまとまりを見ながら、
複数の要素を対比させることで生まれる画面の関係を見ていきます。
第4回 尾形光琳「燕子花図屏風」|リズムをつくる
第4回・第5回の2回を通して、一つの連作を制作します。
花の反復や間隔、密度の変化から生まれるリズムを見ていきます。
第5回 尾形光琳「燕子花図屏風」|リズムと余白をつなぐ
連作を完成させながら、2つの画面に続く花の流れや、
作品と作品の間に生まれる余白まで含めて見ていきます。
第6回 クリムト「水蛇�機廖弾阿�を生む
曲線や色彩、明暗など、これまで見てきた要素を組み合わせながら、
静止した花から動きを生み出す表現に取り組みます。
※上記は現在予定している内容です。
それぞれのテーマを理解しやすく、
レッスンの題材として適した作品ができた場合には、
題材となる名画や制作作品を変更することがあります。
「名画を読み、花で表現する」というレッスンの軸は変わりません。
第6回制作予定|クリムト「水蛇�機廚旅戎泙�ら制作
- 開催日程 -
土曜日クラス
2026年|10月10日
11月14日
12月5日
2027年|1月16日
2月13日
3月6日
水曜日クラス
2026年|10月21日
11月25日
12月16日
2027年|1月27日
2月24日
3月17日
水曜・土曜の2クラスを予定しています。
お申し込み状況によっては、1クラスでの開催となる場合がございます。
開催クラスについては、お申し込み状況を確認のうえ改めてご案内いたします。
時間| 10:00〜13:30
場所| コルロール アトリエ(東京都杉並区)
定員| 各クラス4名
受講料| 全6回 198,000円(税込)※花材・額・レジュメ代込み
プリザーブドフラワーが初めての方にも、
経験のある方にもご参加いただけます。
▪️欠席・振替について
水曜・土曜の2クラスで開催する場合は、
もう一方のクラスに空席があれば振替が可能です。
振替が難しい場合や1クラスでの開催となった場合には、
その回の花材一式とレジュメをご用意しますので、ご自宅でご自身のペースで制作していただけます。
▪️お申し込み
2026年8月18日 20:00より受付を開始します。
半年間、6つの作品を通して、
名画からプリザーブドフラワーの作品が生まれるまでの考え方を、
実際の制作で体験していただきます。
レッスンを終えたあとにも、作品をつくるときの
新しい考え方として残っていく。
そんな半年間にしたいと思っています。